車検不要な電動ハーレーライブワイヤーの特徴と魅力に迫る

温室効果ガス対策の一環でガソリンをエネルギーとしている車両が減少している中、次世代のバイクとして注目されているのがライブワイヤーです。ライブワイヤーはアメリカに本社を置くバイクメーカー、ハーレーが生産した電動スポーツバイクになります。電気をエネルギーとしていることでガソリンに比べて走行距離の短さを不安に感じる人も少なくありません。ライブワイヤーは車体中央に設置されているリチウムイオンバッテリーによって一般道で約230km、高速道路でも150km近く走ることができます。通勤や日常の買い物はもちろん、ツーリングで遠出をする時でも途中でバッテリー切れで走れなくなる心配がありません。

急速充電を使えば1時間程度の時間でフルチャージが可能となるので、旅先で観光やレジャーを楽しんでいる間に終わらせることができます。走行性能と並ぶライブワイヤーの大きな魅力の一つが車検の手間です。日本の道路交通法では排気量が251cc以上のバイクは数年に1度、安全のために車検を受けることが義務付けられています。ライブワイヤーは大型バイクでありながら道路車両運送法で250cc未満の扱いとなるので、車検は不要です。購入後の維持費と手間が大幅に削減されるという点は大きなメリットと言えます。ただし、排気量は250cc未満の扱いでも車両は大型に分類されているので大型自動二輪の免許を所有していなければ運転ができません。

ハーレーを愛するライダーにとって重要なポイントの一つにサウンドがあります。走行時にマフラーから出る迫力のある重低音がハーレーの魅力と強いこだわりを持つ人も少なくありません。ライブワイヤーはガソリンを使用しない電動バイクなので無音でハーレーの魅力が半減してしまうのではと不安を抱く人も多くいます。ライブワイヤーはモーターの軸を縦から横に変えた時のケース内の反響音を利用した独自のサウンドが出るのが特徴です。ジェット機を思わせる迫力あるサウンドで快適な走りを楽しむことができます。